変わらず好きなもの
シンプルなものが好き。
いいものを長く大事に使うこと。
流行に流されない、オーソドックスなものを。
そんなふうに思うようになったのは、10代の頃。
「いいものを長く大事に使う」これは母の教え。
「流行に流されない、オーソドックスなもの」これも、母の教え。
用の美を感じるものが好き。
シンプルで機能的、かつ美しいもの。
作り手の愛情が感じられるものを。
そう思うようになったのは、家庭を持ってから。
ずいぶん遅くなった結婚だったけど。
「あなたの信条はシンプルでしょう」
周りの意見に流され、結婚式の披露宴でカクテルドレスを着用しようとした私に母が言ってくれた言葉。
言われて気づいた、変わらず私が好きなもの。
それは、シンプル。
10代の頃から思い描いてきた、シンプルな暮らし。
足るを知った、ていねいな暮らし。
好きなものを大事につかう暮らし。
そんな「暮らし」をめざしています。