シンプルにいきましょう

日々の暮らしのこと、好きなこと

シンプルライフのルール~最初に決めたこと

6年ちょっと前、結婚を機にシンプルライフを実践しようと決めてから、

いろんな本を参考にしつつ、自分なりに考えたルールを少しずつやってみました。

 

最初に決めたのは、「間に合わせの家具や道具は買わない」こと。

 

これは、ものぐさな割にせっかちな私にとっては忍耐力を必要としました(笑)

こんなのが欲しい、ってイメージしてる道具ってなかなか見つからないし出会えないんですよね。でも、妥協してテキトーなモノを買うのは我慢…!

 

ひたすらガマンの子でいたら、手元にいろいろ道具がなくたって今あるものの代用で何とかなるもんだ…と学習します(笑)

で、のんびり待つことにしていたらイメージにぴったりなものが見つかったりします。その時に本当に必要かどうかをもう一度よく考えて購入するようにしました。

 そうすると意外に買わないんですよね。そうしてモノが少ない暮らしをちょっとずつ実践してきました。

 

家具は、自分の好みを明確に持つようにして時間をかけて揃えてきました。家具のディテールは多様で、テイストやイメージだけで決めると結構ぶれたりしますから。

自分の好きなデザインを具体化するため、本やネットで家具工房やメーカーを探し、気に入った家具のメーカーを1つ(せいぜい2つ)に絞り、実際の家具を見て触れて決めていきました。

 

最終的に決めたのは直線のデザインと木の良さをそのまま活かした広松木工の家具でした。ホームページはこちらHIROMATSU FURNITURE INC. WEB SITE.

 

中には値段が高い!ものもありましたが、夫と話し合い「長い目で見て」さまざまな場面に使えるかどうかもじっくり考えて購入しました。

なるべく同じメーカーの家具で揃えると部屋全体の調和がとれてスッキリします。

 

こんなふうに家具や道具を買っていくと、本当に好きなものだけに囲まれた暮らしになっていきました。愛着もわくし、大事に使うようになりました。 

 

 

ごほうび、の本

自分へのご褒美、時々しますよね(笑)

私は自分へのごほうびとして本を買います。

お気に入りの本はいつでも読めるように手元に置いていたいもの。

 

以前、仕事で理不尽だと思えることがあったり、

今回は頑張った、と自分をほめたくなった時に購入していた本がありました。

 大橋歩さんの本、Arne(アルネ)です。

大橋さんご自身が出版された小雑誌のような本で一冊525円(当時)でした。

全部で30冊(別冊を含めると31冊)※

柳宗理さんのキッチン道具も、

小鉢公史さんのカッティングボードもこの本から教わりました。

 

結婚する時に一番参考にしたのが、大橋歩さんの本です。

去年に家を新築した時も一番参考にさせてもらいました。

 

シンプルだけど、地味ではなくて。もちろん野暮ったくもならない。

素晴らしいセンスの持ち主である大橋歩さんの本に出会えたことに感謝です。

 

 

 

※現在、バックナンバーとして大橋歩さんが運営されているイオグラフィック社のホームページで在庫分のみ購入可能です。

 

イオグラフィック:ネットショップ

 

 

我が家のフードプロセッサー

中断していたグリーンスムージー作りを再開しました。

行きつけの整骨院の先生から「太ったろ?」と言われてしまったので…(汗)

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ピンぼけですいません…。

 

うちのスムージーはフードプロセッサーで作ります。

大根おろしや玉ねぎのみじん切り、

今の季節は冷製のパスタソースやスープも作ったりします。

我が家のフードプロセッサーは山本電気の道場六三郎プロデュース

「マルチスピードミキサーマスターカット」です。

 

MICHIBA KITCHEN PRODUCT マスターカット MM22シルバー MB-MM22G

MICHIBA KITCHEN PRODUCT マスターカット MM22シルバー MB-MM22G

 

 プロ仕様とのことですが、

機能がダイヤルひとつというシンプルなものなので調節しやすく重宝しています。

デザインもすっきりしていて、キッチンに置いたままでもうるさくありません。

もちろん手入れも簡単です。

 で、値段は意外と手頃なのでアマゾンで購入しました。

 

これからも毎朝働いてもらいます。

今度は続けなくっちゃね…(笑)

 

 

 

シャツとアイロンと私

今日は久しぶりの晴れ間。

さっそく夫婦二人分のベッドカバーとマット、ジーンズなど乾きにくいものを洗濯。

洗濯機を3回まわして、風呂の残り湯もほとんど使って…スッキリして気持ちよくなりました。

 

8月だというのに、この梅雨のような気候は何なんでしょう。

夏は洗濯物がカラッと乾くのがいいのに。

 

私は九州在住ですが、ここ最近は気温が29℃前後だったりするので、日中クーラーをつけなかった日もあります。

 そういう時はアイロン掛けを集中的にやってしまいます。

 

私のワードローブで圧倒的に多いのが、白いシャツ。それとジーンズ。

夏でも長袖の白シャツ(麻生地)を着ます。

だから、あっという間にアイロン待ちのシャツが山積みに…(汗)

毎日夫が着るカッターシャツもあって大変。

朝の涼しいうちにアイロンを掛け始めるようになって、夏のアイロン掛けが苦にならなくなってきました。

 

麻のシャツはホームクリーニングして室内で乾かすようにしています。

そのほうが、日光に当てた時のように固くならずに柔らかく仕上がりますよ、と白シャツを購入するお店のスタッフさんから教えてもらいました。

ホームクリーニング用の洗剤は生乾きの臭いがしませんのでお勧めです。

 

 

 

 

 

ゆるーく、シンプルライフ実践中

気が付いたらお盆が過ぎ、前回の投稿から20日たってました…。

実を言うとものぐさなんですよね、私(笑)

で、このものぐさな私が結婚をきっかけにシンプルライフを実践しようって思い立ちまして。さて、具体的にどうしようかと考えたんですが…「間に合わせの家具・道具は買わない!」の次が続かないわけで。

 

 そこで、いろんな本を参考にしました。

具体的なシンプルライフの実践という点で最初に参考にしたのは、

ドミニック・ローホー氏著、原秋子氏訳の

「シンプルに生きる」(幻冬舎)

 

シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう

シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう

 

 

これは非常に具体的で、本の冒頭に「シンプル主義の37か条」というガイドのようなものが書かれています。

 ただ、このドミニックさんは禅庭の美しさに惹かれて来日し、禅の教えを学んだ方なので…ものぐさな私には少々ストイックに感じられました。

この本を熟読していたころ、夫から「そんなに頑張らなくていいから!」と半泣きで言われました。どんな形相で読んでいたんだろう(汗)

 

それで、もっと肩の力をぬいて実践できるほうが長く続けられて、頑張りすぎないように見えるかなあと思い、次に参考にしたのは門倉多仁亜さん著の

「ドイツ式暮らしがシンプルになる習慣」(ソフトバンククリエイティブ)

 

ドイツ式 暮らしがシンプルになる習慣

ドイツ式 暮らしがシンプルになる習慣

 

 

 シンプルな暮らしを習慣化しやすいように具体的かつ合理的なノウハウが書かれています。浴室の掃除とかはこの本のやり方を実践しています。こちらの方が私にはやさしく取り組むことができました。

 

この2冊に行き着くまで3、4年かかりました(遅っ!)

まあ、こんな感じでゆるーくシンプルライフ実践中です。

 

 

 

 

 

シンプルライフのはじまり

シンプルでていねいな暮らしをしたい。

そう思っていても、なかなか実践できませんでした。

 

30代で結婚するまで実家暮らし。

一から暮らしをつくりあげる、ということを始めたのは家庭を持ってから。

最初は大変でしたが、自分の裁量で暮らしの質を変えられる喜びは、

今まで味わったことのないものでした。

 

最初は2DKのアパート。

ゆくゆくは持ち家で暮らしたい…という考えを夫と共有していましたが、

さて、家具はどうするか?という段階でちょっと思い切ったことをやってみました。

 

「間に合わせの家具は買わない」

 

いきなり新婚で、家族も増えるかもしれない状態でこんなことするのは、金のムダ遣いになりはしないか…と迷いましたが、長い目でみれば「たくさんのとりあえずのモノ」に囲まれて暮らすストレスより、「少なくても大事に使いたいモノ」に囲まれて暮らす心地よさを維持したほうが、結局は時間と空間という贅沢も手に入れられるという結論になりました。初期投資はかなりかかりましたが…。

 

そのかわり、家具選びは慎重におこないました。

ネットで色々調べて、家具店をはしごして…。

将来的に処分せずにすむにはどのような家具を選んだらいいか、できる限り話し合い、なるべく妥協をしないようにしました。

 

思ったよりも大変で時間もかかりましたが、楽しい時間だったと今は思えます。

変わらず好きなもの

シンプルなものが好き。

いいものを長く大事に使うこと。

流行に流されない、オーソドックスなものを。

 

そんなふうに思うようになったのは、10代の頃。

「いいものを長く大事に使う」これは母の教え。

「流行に流されない、オーソドックスなもの」これも、母の教え。

 

用の美を感じるものが好き。

シンプルで機能的、かつ美しいもの。

作り手の愛情が感じられるものを。

 

そう思うようになったのは、家庭を持ってから。

ずいぶん遅くなった結婚だったけど。

 

「あなたの信条はシンプルでしょう」

周りの意見に流され、結婚式の披露宴でカクテルドレスを着用しようとした私に母が言ってくれた言葉。

 

言われて気づいた、変わらず私が好きなもの。

それは、シンプル。

 

10代の頃から思い描いてきた、シンプルな暮らし。

足るを知った、ていねいな暮らし。

好きなものを大事につかう暮らし。

そんな「暮らし」をめざしています。